2022/02/05 17:06

こんにちは、Kurk PLANT LEATHER(コルクプラントレザー)です。

QRコードでお越しのお客様、お買い上げありがとうございます。

ガジュマルの育て方、管理方法について説明させていただきます。

【ガジュマル】


科名:クワ科
属名:イチジク属
原産地:沖縄、東南アジア、ミクロネシア、台湾、オーストラリアなど

ガジュマルは人気の観葉植物です。
沖縄地方では「キジムナー」と呼ばれる精霊が宿ると言われています。
ガジュマルは熱帯〜亜熱帯地方に分布する常緑高木なので暖かくて日光のある場所を好みます。
日光に当てること、水のやり方には気を配る必要がありますが、基本的には育てやすい観葉植物です。

また、ガジュマルは、幹の途中から気根という根を出しています。
気根が地中に付くと太くなり、ガジュマルの木を支える支柱根となります。地植えにされているガジュマルはこの気根が多く、風に揺れる気根は不思議な雰囲気を醸し出しています。

ガジュマルはその太い幹と丸く厚みがある濃い緑色をしている葉は生命力を感じさせ、独特な形をしているので人気があります。
鹿児島県沖永良部島の国頭小学校の校庭には樹齢100年を超える日本一のガジュマルが植えられています。

ガジュマルの生命力は観葉植物の中でもとても強いです。ガジュマルの木の根は、コンクリートを突き破るくらいの強い生命力を持っています。
他の木をその強い力で巻きつき、絞め殺すこともあることから「絞め殺しの木」とも呼ばれています。
樹高は20mに達するものもあるそうで、建物を侵食しながら成長して行くぐらいの生命力があります。
ガジュマルは古くから「精霊が宿る木」と言われ、海外でも神聖な木として扱われてきたようです。
人気の海外旅行スポットのハワイでもよく見かけるかと思います。

自生地は国内にあり、沖縄、屋久島、種子島などが中心になっています。
また、海外は台湾、マレーシア、熱帯アジア、オーストラリア北部に幅広く分布しているようです。

【置き場所】


「屋外」
春〜秋にかけて屋外で管理することができますが、夏場の直射日光を当ててしまうと、日光が強すぎて葉焼けを起こしてしまうことがあります。直射日光が当たらない場所か、30%程度の遮光をすると安心です。

冬、室内で管理していた株を春に外へ出すときは、徐々に強い光に慣らせば直射日光に当てても大丈夫なようになります。

気温が高ければ高いほど葉焼けは起きやすくなるので、暑すぎる場合は日陰に移すことをお勧めします。
遮光するときに遮光ネットや寒冷紗を使用すると簡単に遮光することができます。

「屋内」
耐陰性があるので、屋内でも日光が入る場所なら大丈夫です。
しかし、ガジュマルは日光が好きで、日光がよく当たった方が健康な株になります。
なるべく日光が当たる場所に置いてください。
室内だからと言っていきなり直射日光を当ててしまうと葉焼けを起こしてしまうので、レースカーテン越し程度の日光を当てることが理想的です。

また、エアコンなどの空調の風が直接当たるとガジュマルの葉が傷んでしまうので、直接当たらない場所に置いてください。

「温度」
高温には強い植物ですが、低音には弱いので、寒さに当てないよう気をつけましょう。
ベランダ等で育てられている方は、気温が低くなってきたら成長が緩慢になるので、室内に取り込んでください。

ある程度の大きさになり、根がしっかりと張っていて健康な株であれば関東以南の比較的暖かい地域であれば屋外越冬が可能です。

【土】


高温多湿を好みますが、水はけの悪い土を使ってしまうと根腐れを起こしてしまう可能性があります。
そのため、できるだけ水はけの良い土を使うことをお勧めします。

【水やり】


「気温が高いとき」
主に春〜秋の成長期は土の表面が乾燥したらたっぷりと水を与えるようにします。

「気温が低いとき」
気温が低くなってくると成長が緩慢になってきます。
そのため、水をあまり必要としなくなるので、水やりの回数を減らします。具体的には、表面の土が乾燥してから2〜3日経ってから水やりをしてください。
ガジュマルを乾燥させて樹液の濃度を高めることで耐寒性を上げることができます。
水やりの回数を減らしてガジュマルの葉が萎れてきたりするようならば水やりの回数を増やすなど調整してください。

【肥料】


基本的に肥料はなくても良いです。

【植え付け】


5月〜7月の暖かい時期に行ってください。
挿し木は湿度の高い6月頃がお勧めです。6月以降に植え付けを行う場合は猛暑日は避けるようにします。
根が出ていない場合は、根が出るまで常に土が湿っているようにしてください。

【植え替え・鉢替え】


環境にもよりますが、1〜2年に一度一回り大きい鉢に植え替えをする必要があります。
水はけの良い土を使って植え替え、鉢底にはしっかりと鉢底石を入れてください。
植え替え時期は5〜6月頃が最適です。

【終わりに】


最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
言葉足らずで、説明仕切れていない部分もあるかと思いますが、当店まで、お問い合わせいただければ対応致しますのでお気軽にご連絡ください。

失礼いたします。

Kurk PLANT LEATHER(コルクプラントレザー)
鹿児島県出水市本町23-7
0996-79-4905