2022/02/05 15:25
こんにちは、Kurk PLANT LEATHER(コルクプラントレザー)です。
QRコードでお越しのお客様、お買い上げありがとうございます。
ビカクシダの育て方、管理方法について説明させていただきます。
【ビカクシダ】
科名:ウラボシ科
属名:ビカクシダ属
ビカクシダは、個性的なインテリアとしても親しまれている観葉植物です。
壁にかけたり、天井から吊るしたり、おしゃれな飾り方が楽しめます。
インドネシアやオーストラリアが原産国で、種子をつけないシダ植物の仲間です。
プラティセリウム・ビフルカツムという小型な品種が観葉植物としてよく知られています。
「名前の由来」
コウモリランは、葉っぱがコウモリの羽のように見えることが名前の由来となっています。
明治初期ごろに日本へ伝わり、葉っぱが「鹿の角:ビカク」に似ていることから和名の麋角羊歯(ビカクシダ)が付けられました。
「外套葉とは」
ビカクシダの葉の付け根には、外套葉という茶色い葉がついています。
外套葉は、成長とともに青い葉から徐々に茶色へと変わり、通常の葉っぱのように落葉することはありません。
また、ビカクシダの根っこは、この外套葉から下へ出てきます。
外套葉は、水を溜めたり、虫の死骸や落ち葉を吸収したりして栄養分に変える力があります。
品種によっては受け皿のように広がるなど形は様々です。
「種類・品種」
原種が全部で18種類ほどあります。
品種によって葉の形や色、大きさが違い、それぞれの環境に適応した性質を持っています。
観葉植物としては、ビフルカツムとウィリンキーの2つが有名です。
【日当たり】
ビカクシダが自生しているのは、アフリカやマダガスカルなどの熱帯地域です。
そのため日光を好み、日陰などの日が当たらない場所で管理すると、葉っぱの色が黄色く変色してしまうことがあります。
ただし、直射日光には弱く、夏の強い日差しに長時間当たっていると葉焼けを起こしてしまうことがあります。
夏の時期だけは、日陰か室内に取り込んで、カーテンなどを使って光の調節をしてあげてください。
【置き場所】
10℃以上の場所で育てるのがポイントとなっているので、基本的には室内でも屋外でも育てることができます。
気温が5℃以上であれば、冬を越すこともできます。
夏は日差しが強いので、直射日光が当たりすぎないように注意しましょう。
それ以外では、日のあたる日向において管理しても大丈夫です。
室内で育てる場合の置き場所は窓際にして、カーテンで日光の調節ができるようにしましょう。
冬になると窓際は気温が下がってくるので、冬だけは窓際から離れた場所で管理してください。
【水やり】
「夏」
高温多湿の環境を好む植物です。
そのため、水苔やチップが乾いてきたときに、シャワーや、水を張った洗面器に浸けるなどたっぷりと水やりをするようにしましょう。
2〜3日水やりをしていなくても十分元気に育ってくれるので、水苔やチップが乾いていないときに水を上げるのはやめましょう。
水の与えすぎによって、枯れてしまうことがあります。
鉢植えで育てているときは、水を上からかけてあげるのではなく、鉢を深めの受け皿に入れて、その受け皿に水を溜め、鉢の下側から水を吸わせるようにしてあげてください。
数分で水を吸い上げてしまうので、水を吸い上げなくなるまで水を与えて、残ってしまった水はすぐに捨てましょう。
「冬」
冬場は、他の季節ほど水やりをする必要がありません。
乾かし気味に育てていれば、寒さに強くなってくれるので、冬を越しやすくなります。
【肥料】
生育きであるう春から秋にかけての時期は、2〜3ヶ月に1度、緩効性化成肥料を与えます。
これにより、葉っぱの付け根の部分にある外套葉にゆっくりと効いてきます。
肥料を与えることで、株を元気に大きくすることができます。
【花言葉】
ビカクシダの花言葉は、「信頼」、「助け合う」、「魔法」などです。
【終わりに】
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
言葉足らずで、説明仕切れていない部分もあるかと思いますが、当店まで、お問い合わせいただければ対応致しますのでお気軽にご連絡ください。
失礼いたします。
Kurk PLANT LEATHER(コルクプラントレザー)
鹿児島県出水市本町23-7
0996-79-4905