2022/01/20 13:27
こんにちは、Kurk PLANT LEATHER(コルクプラントレザー)です。
QRコードでお越しのお客様、お買い上げありがとうございます。
テトラゴナ・桃源郷の育て方、管理方法について説明させていただきます。
【テトラゴナ・桃源郷】
テトラゴナは和名で「桃源郷」といい、大変縁起のいい名前が付けられた多肉植物になります。
直接付けられた花言葉はありませんが、テトラゴナの属名であるクラッスラには、「幸福を告げる」「たくさんの小さな思い出」「あなたを守る」「おおらかな心」などのさまざまな花言葉が付けられています。
たくさんの小さな思い出は、クラッスラが小さな花をみっしり咲かせる花姿から来ていると言われています。
幸福を告げるは、いずれもクラッスラの花はベル状に見えることから、教会の鐘を連想させるからです。
また、西洋では「人気・人望」との花言葉があります。
原産地:南アフリカ
【置き場所】
春と秋は直射日光に当て、風通しの良い場所に出します。
ただし、テトラゴナは多湿が苦手なので、夏は直射日光を避け、半日陰になるような場所に置きます。
梅雨の時期は厄介な雨は苦手なので、雨が当たらないように室内へ取り込むか、軒下など滴が飛ばない場所で管理しましょう。
長雨でなければ、少々かかっても問題ありません。
冬は外に出して日光を浴びさせましょう。
耐寒性がマイナス3℃まであるので、霜に当たっても大丈夫です。
それでも寒さが気になる方は、室内でも日当たりの良い窓辺に置いておくと安心かもしれません。
【水やり】
夏場の水のやり過ぎに注意しましょう。
すぐに根腐れになって、枯れてしまいます。
土が濡れている間は、絶対に水をあげないようにしましょう。
植物が萎えてきたなと思ったら水をあげ、様子を見ながら水やりをすると枯れる心配はありません。
また、鉢底に溜まった水はすぐに捨てることを心がけましょう。
そうすることで、鉢底に溜まった水が蒸発することもなくなり、過度な蒸れを防ぐことができます。
冬の水やりは、夏場に比べて、さらに水を控えます。
そうすることで、植物の水分が減って体液が濃くなりどんどん寒さに強くなるので、越冬に強い体質へと変わっていきます。
冬は土の湿り気がなくなってから、さらに2、3日後に水やりをするサイクルにしましょう。
植物が萎えてきたり、元気がなかったら水やりのスパンを変えながら様子を見ましょう。
この時期は寒さに耐えられるようにぎゅっと身が引き締まります。
また紅葉する品種は最盛期なので見頃です。
【肥料】
成長期にあたる春と秋の時期に、少量の液体肥料を与えると良いでしょう。
肥料の与えすぎは間延びする原因になるため、適量を守ってください。
植え付けの際に、予め堆肥しておくといいので緩効性のものを混ぜ込んでおきましょう。
【土】
水捌けの良いものを使用してください。
一般的に売っている多肉植物用の培養土、サボテン用の培養土だと有機物の割合が高いので育ちやすいです。
【植え替え】
時期は春と秋頃が適しています。
とはいえ、真夏の時期以外であればいつ植え替えしても大丈夫です。
根詰まりが起きていたら植え替えましょう。
それ以外であれば2年のスパンで、毎年植替えしても構いません。
植え替えの際、根に傷やダメージを与えないように注意してください。
鉢から苗を引っこ抜き、古い土を篩い落とします。
篩い落としたら、新しい鉢に培養土を半分まで入れます。
取り出した株の古い根や黒ずんでいるところは、綺麗なハサミでカットします。
この時、殺菌していることが条件になります。
切り口から細菌が侵入すると、病気を誘発するので、消毒するか熱処理を行いましょう。
株を新しい鉢の中心に置き、土をかぶせていきます。
この時ピンセットを用いると、根の隙間に土を落とし込むことができます。
植え替えを終えたら、控えめに水をあげます。