2022/01/15 16:59

こんにちは、Kurk PLANT LEATHER(コルクプラントレザー)です。

QRコードでお越しのお客様、お買い上げありがとうございます。

プラティセリウム・スペルブムの育て方、管理方法について説明させていただきます。

【プラティセリウム・スペルブム】


オーストラリアのクイーンズランド州(東部)、マレーシア諸島の標高0〜750Mの熱帯雨林に分布している大型のビカクシダです。
「森の王冠」とも呼ばれています。

貯水葉は深く裂け目があり、高さは1.3Mに達することもあります。
貯水葉の上部は大きく開き、開いた部分には樹木の落ち葉や水を蓄えるカゴのような仕組みになっています。
新しい緑色の貯水葉を全面に展開し、貯水葉が枯れると新たなカゴの一部として重なり合っていきます。

貯水葉は左右交互に展開していき、新しい貯水葉は古い貯水葉を包み込むように成長していきます。
株が大きく成長することにより楕円形から三角形に近い形の胞子嚢を1枚の貯水葉の中心部に1つ形成し、成熟すると茶色くなります。
また、胞子葉は外側に伸びていき、その先端は手の指のように下に伸びていきます。

【置き場所】


基本的に半日陰、木漏れ日のような光が好きです。
日照が強いと葉の色が黄色っぽくなり、葉の長さも短めになります。

大型種は根元の貯水量が多いので水分が長時間停滞しやすく根腐れしやすいと言われています。
根腐れを防ぐために風通しが良い場所に置くようにしましょう。

冬でも最低13℃〜20℃の室温が確保できるようなら安心です。

【水やり】


他のビカクシダと異なり枯れた古い貯水葉が重なりそこに落ち葉などが積み重なることにより保水能力が高く多くの水を必要としません。

「春〜秋の成長期」
上部の水苔ではなく下部の水苔の状態を見ます。
水が下がるので上の方の水苔が乾いても中は濡れていることもあるためです。

水苔が乾いたら、表面だけでなく中まで十分に水が行き渡って水苔がしっかり水分を吸収するように与えます。
シャワーや、水を張った容器に浸すなど。

緑色の貯水葉に水が染み込んで部分的に黒っぽい色に変わってしまうようだと水やりの回数を減らすようにしましょう。

「冬」
温度を高く保ち成長期と同じ管理をします。

【肥料】


成長期(気温15〜25℃)には1ヶ月に1度くらいの頻度で緩効性の固形肥料を茶色の貯水葉の後側に詰め込むように与えます。
液肥を与える場合は3000〜4000倍に薄め、潅水3回のうち1回程度散布してあげても良いです。

【終わりに】


最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
言葉足らずで、説明仕切れていない部分もあるかと思いますが、当店まで、お問い合わせいただければ対応致しますのでお気軽にご連絡ください。

失礼いたします。

Kurk PLANT LEATHER(コルクプラントレザー)
鹿児島県出水市本町23-7
0996-79-4905