2022/01/15 16:24

こんにちは、Kurk PLANT LEATHER(コルクプラントレザー)です。

QRコードでお越しのお客様、お買い上げありがとうございます。

プラティセリウム・ヴィーチーの育て方、管理方法について説明させていただきます。

【プラティセリウム・ヴィーチー】


オーストラリアの東部の乾燥した森林地帯が原産のヴィーチー。
雨の少ない地域で生き延びてきたビカクシダなので、とても生命力を感じさせてくれます。

ヴィーチーはシルバー(白)の葉に細く深い切れ込みがあるのが特徴ですが、なんといっても葉のその白さ。
白さの秘密は葉の表裏に生えた星状毛です。
しっかりと日照を与えてあげるとよりシルバーに光る葉に育てることができます。

鋭い切れ込みを持つ貯水葉と光源に向かって真っ直ぐと伸びる胞子葉は1〜2回ほど分岐します。
葉姿全体が細く白いのは、乾燥した地域で生き延びるための進化と考えられています。
白く見える星状毛は日光を反射材の役目を果たし、葉が細かいことで日光が当たる面積を少なくすることで、草体の温度上昇と蒸散を防ぐ役割を担っています。

大型化しやすいビカクシダの中でも、比較的小型なヴィーチーは扱いやすく観賞に向いているといえます。

【置き場所】


慣らしていけば直射日光でも育てることが可能で、その方が葉の白さを際立てることができます。
しかし、屋外だと降雨の多い地域ではヴィーチーはやや不向きなので、屋内であればカーテンレース越しの光が差し込む明るい場所などがおすすめです。

乾燥には強いとされているヴィーチーですが、空調の風が直接当たらないように避けてあげてください。
冬場は屋内で管理することをお勧めします。
乾燥と極端な乾燥に注意してください。

【水やり】


ビカクシダにしては乾燥に強いため、鉢土の表面が乾燥していれば、たっぷり水やりを行ってください。

「春〜秋の成長期」
上部の水苔ではなく下部の水苔の状態を見ます。
水が下がるので上の方の水苔が乾いても中は濡れていることもあるためです。

水苔が乾いたら、表面だけでなく中まで十分に水が行き渡って水苔がしっかり水分を吸収するように与えます。
シャワーや、水を張った容器に浸すなど。

緑色の貯水葉に水が染み込んで部分的に黒っぽい色に変わってしまうようだと水やりの回数を減らすようにしましょう。

「冬」
温度を高く保ち成長期と同じ管理をします。

【肥料】


成長期(気温15〜25℃)には1ヶ月に1度くらいの頻度で緩効性の固形肥料を茶色の貯水葉の後側に詰め込むように与えます。
液肥を与える場合は3000〜4000倍に薄め、潅水3回のうち1回程度散布してあげても良いです。

【終わりに】


最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
言葉足らずで、説明仕切れていない部分もあるかと思いますが、当店まで、お問い合わせいただければ対応致しますのでお気軽にご連絡ください。

失礼いたします。

Kurk PLANT LEATHER(コルクプラントレザー)
鹿児島県出水市本町23-7
0996-79-4905