2022/01/15 14:23

こんにちは、Kurk PLANT LEATHER(コルクプラントレザー)です。

QRコードでお越しのお客様、お買い上げありがとうございます。

プラティセリウム・コロナリウムの育て方、管理方法について説明させていただきます。

【プラティセリウム・コロナリウム】


スマトラ、ボルネオ、フィリピン、タイなど東南アジアに広く分布する大型のビカクシダです。
貯水葉の上端は深く切れ込み、やや前方に張り出します。
上端の切れ込み先端は丸く、大型のビカクシダにしては穏やかな印象です。

派手な大型種としては珍しく子株をたくさん出します。

茎が枝分かれしたり、根の先端に芽をつけたりします。
特に枝分かれで芽が増えた場合はそれらの芽の高さが大体同じになるので、年月の経った株は着生している木の幹をリング状に取り巻く形になります。
以前の自生地では、一本の木に無数のコロナリウムのリングが着いているという異様な光景を目にすることもできたようです。
原住民はそれを「悪魔の巣」と呼んで恐れていたのだとか。

【水やり】


「春〜秋の成長期」
上部の水苔ではなく下部の水苔の状態を見ます。
水が下がるので上の方の水苔が乾いても中は濡れていることもあるためです。

水苔が乾いたら、表面だけでなく中まで十分に水が行き渡って水苔がしっかり水分を吸収するように与えます。
シャワーや、水を張った容器に浸すなど。

緑色の貯水葉に水が染み込んで部分的に黒っぽい色に変わってしまうようだと水やりの回数を減らすようにしましょう。

「冬」
温度を高く保ち成長期と同じ管理をします。

【肥料】


肥料は好きですが強いものを大量には与えない方が良いでしょう。
成長期には1ヶ月1度くらいの頻度で固形肥料を与えます。
薄めの液肥を与えるのも良いです。

【置き場所】


基本的に半日陰、木漏れ日のような光が好きです。
日照が強いと葉の色が黄色っぽくなり、葉の長さも短めになります。

大型種は根元の貯水量が多いので水分が長時間停滞しやすく根腐れしやすいと言われています。
根腐れを防ぐために風通しが良い場所に置くようにしましょう。

冬でも最低13℃〜20℃の室温が確保できるようなら安心です。

【終わりに】


最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
言葉足らずで、説明仕切れていない部分もあるかと思いますが、当店まで、お問い合わせいただければ対応致しますのでお気軽にご連絡ください。

失礼いたします。

Kurk PLANT LEATHER(コルクプラントレザー)
鹿児島県出水市本町23-7
0996-79-4905