2021/12/09 15:07
こんにちは、Kurk PLANT LEATHER(コルクプラントレザー)です。
QRコードでお越しのお客様、お買い上げありがとうございます。
ドラセナ・コンパクタの育て方、管理方法について説明させていただきます。
【ドラセナ・コンパクタ】
ドラセナ・コンパクタは小型のドラセナです。
光沢のある深いグリーンの葉が密に茂っているのが特徴的で、野生味溢れる力強さを感じさせる品種です。
ドラセナの中でも特に成長が遅く、比較的長い間コンパクトに育てることが出来ます。
真っ直ぐな幹に刻まれた細い節のストライプと、茂った深い緑色の葉とのコントラストが美しい植物なので、自宅を素敵に彩るインテリアとしてぜひ育ててみましょう。
樹形がユニークなためおしゃれなインテリアになるドラセナ・コンパクタは、女性だけでなく男性にも人気があります。
【水やり】
生育きであるう春から秋にかけては、鉢の土が乾いたらたっぷりと水を与えます。
秋になって、最低気温が20℃を下回ってきたら生育が鈍くなり徐々に水を吸わなくなるので、水やりの間隔を徐々に開けていきましょう。
冬は表面の土が乾いて白くなってから、さらに3〜4日後に水やりをするのがポイントです。
冬の水の与えすぎは根腐れの原因となるので、乾燥気味に管理することを心がけましょう。
ただし、冬は空気が乾燥するので、霧吹きで葉に水を吹きかけてあげるとハダニなどの害虫予防になります。
また、葉水は葉のホコリを取り除き、生き生きとさせるのにも役立ちます。
【置き場所】
午前中の日光が当たるような半日陰やレースのカーテン越しのような明るい日陰を好みます。
夏の直射日光は葉焼けの原因になるので避けてください。
耐陰性があるので室内で育てても良いですが、日当たりの悪い場所で長期管理すると落葉し、樹形が悪くなってしまうので注意が必要です。
熱帯の植物なので暖かい時期は戸外で管理すると丈夫な株に育ちますが、寒さには強くありません。
コンパクタを戸外で育てている場合、気温が15℃以下になる秋頃には家の中に入れてあげましょう。
冬は明るいところに置くことを心がけ、最低気温10℃以上で管理してください。
【肥料】
肥料を与えることは大切ですが、与えなかったからと言って枯れることはありません。
ですが、栄養失調状態になり徐々に株が弱ってしまう事があります。
株に負担の少ない春から秋にかけて緩効性の化成肥料を与えると良いでしょう。
【植え替え】
比較的成長が遅いですが、鉢が小さくなると根詰まり状態になるので植え替えが必要です。
水を与えても染み込んでいかない場合や、下葉が黄色く変色して落葉する場合、あるいは鉢の底穴から根が出てきた場合などは根詰まりしている可能性が高いです。
春〜秋にかけて植え替えてあげましょう。
1、一回り大きな鉢を用意して、鉢底用の石を2〜3センチほど敷き詰めます。
2、古い鉢から優しく抜き、固くなった根を軽くほぐして土を落とします。
3、古い土は病気の原因になる場合が多いので捨てて、新しい観葉植物用の土を入れましょう。
鉢底石の上に5センチほど薄く土を入れたら、株を真っ直ぐになるように入れ、新しい用土を隙間に入れていきます。
4、根の間にも土が入るように意識して、鉢の縁から3〜4センチ下のところまで土を入れたら完了です。
植え替えは2〜3年に1回の頻度でしてあげると、元気に育ちます。
【対処法】
育てやすい植物ですが、トラブルに見舞われる事があります。
トラブルの原因は、根腐れ、病気、害虫によるものがほとんどです。
トラブル時によく見られる症状と対処法についてまとめてみました。
1、葉先だけ枯れる場合
空気が乾燥すると葉先が枯れてくる場合があります。霧吹きなどで葉の表裏に水をかけてあげましょう。
2、葉が痩せて枯れ始め、幹がブヨブヨと柔らかくなり白いカビのようなものが付着している場合
根腐れの典型的な症状になります。対処法としては、水やりをやめて日当たりの良いところへ移動させて土中の水分をなくしてしまう事です。
カビが消えて新しい芽が出るようになったら少しずつ水やりを始めますが、以前のような水やりは改めて頻度を少なくします。
それでも復活しないようなら挿し木や茎伏せにして、元気な部分だけを生かすようにしましょう。
【終わりに】
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
言葉足らずで、説明仕切れていない部分もあるかと思いますが、当店まで、お問い合わせいただければ対応致しますのでお気軽にご連絡ください。
失礼いたします。
Kurk PLANT LEATHER(コルクプラントレザー)
鹿児島県出水市本町23-7
0996-79-4905