2021/11/20 20:12

こんにちは、Kurk PLANT LEATHER(コルクプラントレザー)です。

QRコードでお越しのお客様、お買い上げありがとうございます。

デザートローズの育て方、管理方法について説明させていただきます。

【デザートローズ】


デザートローズはカランコエの仲間で、アフリカ南部が原産の多肉植物です。
秋〜冬にかけて葉が赤く染まる姿が特徴的で、冬の鉢植えとして人気があります。
育てるための手間が少なく初心者向けの植物です。

デザートローズは葉の表面に白い粉がついていて、それは強い日差しから身を守るためです。
春〜夏の間は青々しく、冬の寒さに当たると徐々に赤く色づいていきます。
花は白またはクリーム色で、冬〜春に開花時期を迎えます。

アフリカ南部の乾燥した冬の大地に、デザートローズが赤く色づく姿がバラに見えることに由来します。
また日本名の「唐印」という漢字は、カランコエの「カラ」に由来すると言われています。

デザートローズの成長期は4〜11月頃です。
12〜3月頃は休眠期にあたり、枯れることはありませんが成長が止まります。
気温が上がり始めると花がつき、再び成長期を迎えます。

【置き場所】


日当たりが良い環境を好みます。
夏の強い日差しにも負けず、乾燥した日が続いても枯れる心配はないでしょう。
一方で雨による過湿が苦手なので、特に梅雨時期は軒下など雨に濡れない場所で管理します。
秋を過ぎた頃から室内へ取り込み、管理すると上手に冬越しできます。
室内で管理するときは、よく日が当たる場所に置いてください。

【土】


多肉植物用の用土が便利です。
移し変えるときは、根をしっかり乾燥させてから植え付けましょう。

【水やり】


土の表面がカラカラに乾いてからたっぷり与えます。
乾燥に強いので、うっかり忘れてしまってもすぐ枯れることはありません。
過湿により根腐れを起こす可能性があるため、水のやり過ぎは禁物です。
受け皿にも水がたまらないように注意してください。

【肥料】


液体タイプか緩効性の化学肥料がおすすめです。
肥料がなくても育ちますが、生育に不安がある時に、春または秋に少量与えるくらいで良いでしょう。

【植え替え】


植え替えは根詰まりを防ぐためにも2〜3年に1回、3〜5月に行います。
多肉植物用の用土のほかに、大粒の赤玉土を用意しましょう。
予め、根をしっかり乾燥させてから作業してください。
鉢底に穴が空いていない容器でも栽培できます。
その場合も手順は同じですが、鉢底ネットは必要ありません。

1、鉢から苗を抜き取り、土を手で全て揉み落とす。
2、傷んだ根や枯れた葉をピンセットとハサミを使って取り除く。
3、鉢に鉢底ネットを敷き、土を半量入れる。
4、苗を土の上におき、鉢の渕から2cm下くらいまで土を入れる。
5、植え替えてから3〜4日後から水やりをする

【花後の管理】


枯れた花にも栄養がいってしまうため、開花後は適宣花を摘み取ります。
花を摘み取った後は、長く伸びた茎を葉の上で剪定しましょう。
新しい芽がつきやすくなります。
またコンパクトに仕立てられます。

【冬越し】


休眠期にあたる12〜3月頃は、極力水やりを控えて管理をします。
冬の冷気にあたると葉が綺麗に色づきやすくなりますが、霜に当たらないように気をつけてください。
天気の良い日に数時間、外気に触れる機会を作ると良いでしょう。

【増やし方】


葉挿し
葉を茎から剪定したら、数日置いて切り口をしっかり乾燥させます。
その後、多肉植物用の用土またはパーライトに軽く挿して、根が出るのを待ちましょう。

株分け
株分けはナイフなどで切り分けて、切り口をしっかり乾燥させてから「植え替え」の手順で移植させます。
葉挿しに比べると失敗が少なく、初心者にも挑戦しやすい増やし方です。

【終わりに】


最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
言葉足らずで、説明仕切れていない部分もあるかと思いますが、当店まで、お問い合わせいただければ対応致しますのでお気軽にご連絡ください。

失礼いたします。

Kurk PLANT LEATHER(コルクプラントレザー)
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