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ホワイトセージは高さ1.5mほどになる常緑の低木です。

アメリカカリフォルニア州西部に分布しており、茎や葉など全体が白っぽく見えることからホワイトセージと呼ばれています。

葉は長さ15cmほどの楕円形で両面に細かな毛が生えています。

葉には油分を含み、擦るとセージの香りを一層強くしたような芳香があります。

1mほど花茎を伸ばした先端に春に咲く花は白から淡いラベンダー色になり、ミツバチにとっての蜜源植物でもあります。

特にネイティブアメリカンの生活に利用される機会が多く、宗教儀式の香として焚いたり薬草として葉を食べたり煙を被ったり、また食用にも用いられています。

日当たりを好みます。

他のサルビアと同様に水捌けの良い乾燥土壌を好みます。

混合済みのものを購入する場合は花用の培養土よりもハーブ用の土か観葉植物用の土が適しています。

鉢土が乾いてから2〜3日経ってから水やりをしましょう。

葉が萎れない程度に乾燥気味に管理する方がよく育ちます。

やせ地でも栽培できますので追肥は不要です。

生育期間中に規定倍率よりもさらに薄めた液肥を数回施す程度で構いません。

一日中よく日があたり、風通しの良い場所を好みますので密植は避けましょう。

自生地はやや高地なので夏場の暑さや梅雨時の蒸れ、直射日光は嫌います。

暖地では地植えではなく鉢植えにして時期に応じて置き場所を変えると育てやすいでしょう。

背が高くなるので適宣摘芯をして栽培する場所に応じて樹高を抑えながら育てましょう。

また夏場の蒸れに弱いので風通しをよくするために適宣剪定を行いましょう。