2021/11/02 15:53
こんにちは、Kurk PLANT LEATHER(コルクプラントレザー)です。
QRコードでお越しのお客様、お買い上げありがとうございます。
ホヤ・ロシータの育て方、管理方法について説明させていただきます。
【ホヤ・ロシータ】
ホヤは熱帯アジアを中心に分布するツル性植物で、葉は他肉質。
殆どの種類が花をつけます。
ロシータは肉厚の小さな葉を茂らせる美しい品種です。
春から秋は緑葉ですが、冬になると葉に紫の縁取りが出てきます。さらに冬は紫赤色に紅葉します。
乾燥に強く、耐陰性もあるので、室内で管理しやすい品種です。
ロウのような質感の花も魅力があります。花を楽しみたい場合には、ツルを伸ばして管理しましょう。
開花時期は、6月〜9月です。
このような綺麗な花を咲かせます。
【置き場所】
できるだけよく日光に当ててあげるようにします。
しかし、真夏の日差しが強い日が何日も続くような時には、葉っぱの部分が葉焼けを起こすことがあるので、直射日光は避けた方がいいです。
そういう時は、明るい日陰で管理して育てるようにすると安全です。
また、耐陰性もあるので、日当たりが悪い場所であっても育てることも可能です。
ただし、花つきはその分多少悪くなってしまいます。
耐寒性についてはあまりなく、寒さは苦手です。
ホヤを屋外で育てる場合には、冬場でも7℃〜8℃くらいはある方が良いです。
冬場に水を切らして管理すると5℃くらいまでは耐えられますが、寒くなってくる11月頃から暖かくなる頃までは、室内の日当たりの良い場所へ移動して管理する方が無難です。
置き場所が悪いと、ホヤは葉っぱの色が綺麗に保てなくなって黄色く変色してきたりするので、それが生育が順調であるかどうかのバロメーターとなります。
【水やり】
乾燥に強い性質を持っている植物なので、土の過湿を嫌います。
水のやりすぎに注意しましょう。
ただし、ホヤの生育期間である春〜秋までは、土の表面が乾いているのを確認したら十分な水やりを行う必要があります。
空気中の湿度が高い環境は好きなので、暑い夏場には、湿度が低くなり乾燥しやすいため、霧吹きなどを使って葉の表裏に水を吹きかけてあげ、葉水するようにしましょう。
冬の水やりは、基本乾燥気味にします。
というのも、冬場は寒くなり生長が衰える時期なのと、土の過湿を嫌いますので、水やりは控えめにする必要があるためです。
土の表面が乾いていて、さらに数日が経過してからみずは与えるようにするくらいで大丈夫です。
過湿により株の根が弱くなって傷んでしまうと、株そのものがダメになってしまうことがあるので注意しましょう。
ホヤは葉が肉厚で多肉植物やサボテンなどのように葉の部分に水分を貯める機能がありますので、頻繁な水やりは必要ないのです。
【土】
水捌けの良い土を使います。
園芸店などにある市販の用土でも大丈夫です。
【肥料】
生育きである春〜秋には、2ヶ月に1回を目安に、緩効性化成肥料を土の表面に撒きます。
緩効性ですので、ゆっくりと長期的に成長を手助けしてくれます。
さらに夏場の時期には、10日に1回のペースを目安にして水で薄めた液体肥料をあげるようにするのも効果的です。
というのも、生育期に肥料を2種類与えてあげるととても元気にグングン成長してくれるからです。
しかし、あまり大きくしたくないと思っている場合には、どちらか一方の肥料のみを与えるだけでも構いません。
追肥はホヤの場合には特に必要ありません。
【植え替え】
数年に渡って鉢で育てていると、鉢の中は根で飽和状態になってしまっています。
これはホヤの生育だけではなく、花つきが悪くなる原因にもなるためよくありません。
そうなる前に、一回り大きなサイズの鉢の中に、新しい土を使って植え替えることが大切です。
ホヤの植え替え時期としては、5月〜7月が敵期です。
鉢から根の部分を抜いたときに、すでに傷んでしまっている根は取り除くようにします。
元気な根はいじる必要はありません。
ここで一番注意すべきポイントとしては、根の部分をうっかり傷めてしまうと、ホヤは生育に影響が出てしまい生長自体が衰えてしまうということです。
ホヤの性質的には丈夫な部類の植物ですが、土の過湿に弱いことからも想像できるように、根の部分に関しては少しデリケートな面を持っているので注意が必要です。
【増やし方】
一般的には挿し木で増やします。
挿し木の方法の一例としては、2節くらいの長さの元気なツルを剪定鋏を使って切ります。
それを湿らせた水苔で包んでから輪ゴムなどを使って留めます。
そして、それを鉢の中に入れて別の水苔でぐらつかないように固定します。
日陰に置いて乾燥させないように管理していると、約1ヶ月程度で新しい根が出てきます。
そうなったらあとは、鉢に普通の用土を使って植え付けを行います。
ただし、1本のみでは鉢植えにした際に、殆どボリュームは出ませんので、1鉢につき3本くらいを目安にして植え付けをすると良いでしょう。
【終わりに】
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
言葉足らずで、説明仕切れていない部分もあるかと思いますが、当店まで、お問い合わせいただければ対応致しますのでお気軽にご連絡ください。
失礼いたします。
Kurk PLANT LEATHER(コルクプラントレザー)
鹿児島県出水市本町23-7
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