季節によらず紫色の葉をつける有名な品種。

少し内巻きになる丸みのある葉っぱがチャームポイント。

色と手に入りやすさから寄せ植えに活躍しますが、少し木立ちするタイプで高さが出てきます。

日当たりの良い場所を好みます。

基本的には屋外の日当たりの良いところで育てる植物で、生長期の春と秋は西日の当たらない屋外（1日3〜6時間程度の日照）、夏は直射日光の当たらない涼しいところが心地良さそうです。

強すぎる光は葉焼けを起こすので、1日中ずっと日が当たるところは避けたほうが良さそうです。

乾燥が好きな多肉植物に、日本の蒸し暑い夏は大敵です。

夏に外で日に当たっていると植物ないの温度はすぐに高温になり一発で溶けます。

日差しを避け水を控えれば暑さにも耐えてくれます。

冬は霜に当たらなければ-5℃くらいまで耐えられるそうです。

基本的には、土が乾き切ってから、根っこに十分水が回る程度にあげます。

目安は葉っぱのハリがなくなってふにゃっとしてくるか、下葉が枯れてくるまで我慢してからたっぷりと。

水を吸ってハリが戻るまで数日から10日程かかることもあるので、その間はお水の追加はしないようにしましょう。

冬は11月や12月くらいまでは生長するので間隔を空けて水やりを継続。

夏はほぼ断水で大丈夫です。

断水しても耐えられる涼しく風通しの良い環境に移しましょう。

水捌けの良い「多肉植物の土」で大丈夫です。

春と秋に、液肥か緩効性肥料を。

小苗のうちは窒素を控えめが良いですが、基本的に肥料はなくても元気に育ちます。

元気な葉っぱを切り取って、そのままトレイに並べて通気の良い、日の当たらないところに保管しておきます。

早ければ数日、遅いと2ヶ月位かかりますが、芽が出てきたら土に植え替えます。

土が新しく乾いていればそのまま植えても大丈夫です。

1〜2週間後から水やりを再開します。

多肉植物は一般的に根っこを使い捨てる習性があるのでそれを促すイメージで、根鉢をリフレッシュすることでその後よく生長してくれます。