2021/10/25 18:28
こんにちは、Kurk PLANT LEATHER(コルクプラントレザー)です。
QRコードでお越しのお客様、お買い上げありがとうございます。
パキポディウムの育て方、管理方法について説明させていただきます。
【パキポディウム】
科名 キョウチクトウ科
属名 パキポディウム属
原産地 南アフリカ、マダガスカル
パキポディウムはシルバーグレーのトゲのある幹が特徴的の塊根植物で、ずんぐりむっくりの形が面白い植物です。
トゲがあるのでサボテンの仲間のように見えますが、キョウチクトウの仲間です。
ユニークな株姿に反してとても綺麗な花を咲かせます。
内部はスポンジ状になっていて、高い保水力があります。
【置き場所】
春夏秋の時期に強い日差しを浴びることが最低限必要な条件となります。
直射日光に浴びせてあげましょう。日当たりが悪い場所でも育ちますが、幹が細くなってしまいますので注意しましょう。
冬場も日当たりの良い場所に飾ります。
日当たりが良くないと、光を求めて上に伸びていきます。
そうすると、膨張したことで茎が細くなり、ガリガリの姿になってしまうので注意して下さい。
長く生かすためには、風通しの良い場所であることも必要です。
風が通らない場所で管理していると、幹が太く成長しようとしなくなります。
【水やり】
夏の水やりは、育てる上で非常に大事な作業になります。
乾燥気味な環境を好むので、水をあげすぎないようにしましょう。
降雨だけの水分量でも良いくらいです。雨に打たれても育つので室外でも良いでしょう。
雨が長期間続いている場合は、屋根のある場所に移動させましょう。あまり長い間雨に当たりすぎると腐ってしまいます。
冬は、夏よりもさらに乾燥させます。
葉が落ちて休眠期になったパキポディウムの株には断水します。
水やりはあまり気にせず、温度の高い場所で管理することを優先させましょう。過湿にならないように乾燥気味で管理します。
過湿は腐る原因に繋がりますので、月に1〜2回の水やりで十分です。
【土】
乾燥好きなパキポディウムは水捌けの良い土を選ぶようにしましょう。また、多肉植物・サボテン用の土を利用することも出来ます。
【肥料】
液体肥料を使って与えます。与える頻度は月に1回を目安としましょう。
必要であれば月に2回与えても良いです。
ただし、肥料を与えなさすぎても、茎の途中から細く頼りない形になってしまいます。
突然枯れることはありませんが、見栄えの良さに差が出ます。
緩効性化成肥料でも代用できるのでどちらかを施しましょう。
【増やし方】
「種まき」のほか「挿し木」などの方法がありますが、どちらも難しいとされています。
挿し木を行うには、幹が腐っていて仕立て直さなければならない時にします。
挿し木は3月〜5月が敵期です。
腐っている部分が入らないように幹を切ります。切り口を日陰で乾燥させて、土に植え替えます。
しばらく水は与えません。やや乾燥した環境で管理しましょう。
また、挿し木のように、茎の途中を切って土に刺しても根が出てきます。しかし、切られた本体の部分から葉を出しますが、見栄えが良くなくなるのであまりお勧めできません。
【植え替え】
2〜3年のスパンで鉢を大きいものに植え替えてあげる必要があります。植え替えをするときは、絡まっている土を手でほぐしてあげましょう。
また、パキポディウムは上へ上へと生長する塊根植物です。2〜3年でぐんぐん生長するので鉢とのバランスが悪くなり、倒れてしまう恐れがあります。
トゲのある品種の場合は、直に触ると怪我をしてしまう可能性がありますので、ガーデニング用の手袋や革の手袋をはめて植え替えを行うと安全です。
植え付け、植え替えの時期は、3月〜5月頃が敵期です。
種まきに関しては、一般的には入手が難しいとされていますが、もし種まきで増やす場合は、6月と7月の間に蒔きましょう。
【終わりに】
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
言葉足らずで、説明仕切れていない部分もあるかと思いますが、当店まで、お問い合わせいただければ対応致しますのでお気軽にご連絡ください。
失礼いたします。
Kurk PLANT LEATHER(コルクプラントレザー)
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