2021/10/25 17:30
こんにちは、Kurk PLANT LEATHER(コルクプラントレザー)です。
QRコードでお越しのお客様、お買い上げありがとうございます。
黒法師(サンシモン)の育て方、管理方法について説明させていただきます。
【黒法師(サンシモン)】
科名 ベンケイソウ科
属名 アエオニウム属
原産国 モロッコ
黒法師はベンケイソウ科アエオニウム属の多年草です。
美しい葉と独特の草姿が魅力の多肉植物です。
葉は長さ5〜15cmのへら形で、茎の頂部にロゼット状に付きます。
一つのロゼットの径10〜25cm程度の大きさになり、50〜70個の葉が密生します。
葉は日光に当たると暗紫色に色づき、日照不足の環境では緑になります。
ロゼット状の葉が成熟すると、春の3月〜4月頃、小さな黄色い花を咲かせます。
【置き場所】
生育期にあたる冬から春にかけては、よく日のあたる場所で管理します。
雪や霜の心配がなく、0℃以上の気温が保てる場所であれば、戸外でも冬越しが可能ですが、心配な場合は室内に取り込んでください。
室内では、窓辺などのよく日が当たる場所で、5℃以上の気温を保って管理します。
一日中暖房が効いているような部屋は適していません。
夏場の高温多湿な環境が苦手な性質です。
雨が避けられ、出来るだけ涼しく、風通しの良い、半日陰から明るい日陰の場所で育てます。
夏場は休眠期になるので、水やりの必要はほとんどありません。
日陰の場所で管理すると、葉色が緑に退色してしまいますが、日に当たるようになると美しい黒紫色に戻ります。
秋になったら再び、よく日のあたる場所で管理して下さい。
【水やり】
年間を通じて、やや乾燥気味に管理します。
春と秋は、用土の表面が完全に乾いてから水やりをして下さい。
冬場は水が乾きにくいので、さらに乾燥気味にし、用土が乾いて2〜3日後の水やりになります。
夏場は休眠期に入るので、水やりの必要はほとんどありません。
【土】
市販のサボテンの土や、多肉植物の培養土などが手軽です。
【肥料】
多肉植物全般に言えることですが、あまり多くの肥料は必要ありません。
春と秋に、少量の観光性化成肥料を置き肥するか、液体肥料を施します。
液体肥料は濃いと根を傷めることがあるので、通常よりも薄めにして使用して下さい。
【増やし方】
挿し芽で増やすことが出来ます。
敵期は3月〜4月、9月〜10月頃です。
先端部分を10cm程度の長さの茎を付けて切り取り、挿し穂として使用します。
挿し穂は発根までの間、日陰に置いておきます。
この期間は土も水も必要ありません。
空のペットボトルなどに挿しておくと、乾燥中に茎が曲がってしまうことを避けられるのでお勧めです。
発根までには2〜3週間程度かかります。
発根を確認したら、割り箸などで挿し木用土に穴を開けて挿して下さい。
挿し木用土にはサボテンや多肉植物の土、または川砂を使います。
【植え替え】
鉢植えの場合は、1〜2年に一度、植え替えを行って下さい。
小さな鉢で育てている場合は、すぐに鉢がいっぱいになります。
鉢底から根が出ているようなら、適宣植え替えを行って下さい。
【終わりに】
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
言葉足らずで、説明仕切れていない部分もあるかと思いますが、当店まで、お問い合わせいただければ対応致しますのでお気軽にご連絡ください。
失礼いたします。
Kurk PLANT LEATHER(コルクプラントレザー)
鹿児島県出水市本町23-7
0996-79-4905