2021/10/25 16:06
こんにちは、Kurk PLANT LEATHER(コルクプラントレザー)です。
QRコードでお越しのお客様、お買い上げありがとうございます。
福だるまの育て方、管理方法について説明させていただきます。
【福だるまについて】
福だるまは「コチレドン属」という仲間の多肉植物で、「嫁入り娘」と「福娘」の交配種です。
株が充実してくると、夏頃にベル状をしたオレンジ色の花を咲かせることもあります。
【置き場所】
福だるまは風通しよく日当たりの良い場所を好みます。ただし、直射日光を当てると葉にダメージを受けやすいので半日陰がベストです。
暑さにも寒さにもあまり強くありません。
夏場は35℃以上、冬場は0℃以下になるようであれば気温が一定の屋内へ取り込むのが無難です。
生育適温は、10〜25℃程度の暑すぎず寒すぎない環境になります。
春・秋は暖かく日当たりの良い場所に置く。(半日陰がベスト)
梅雨時期は雨ざらしにならないように軒下や庇屋根のある場所。
夏場は強い直射日光は葉焼けをする可能性が高いため避ける。(西日も注意です)
35℃以上になるようなら涼しい場所へ移動させる。
冬はなるべく日当たりの良い暖かい場所。0℃以下は避けたほうが無難です。
室内で管理する場合はサーキュレーターや扇風機を使用し風通しをよくすること。
【水やり】
福だるまは多湿を嫌います。水は土が乾いてから与えましょう。
春・秋は福だるまがよく成長する時期です。土が乾いて2日程してからたっぷりと与えます。
真夏・冬は成長が緩慢になる時期のため、水を吸い上げる力自体が低下してしまいます。水をあげすぎていると、鉢内の高湿状態が長く続き、「根腐れ」に発展する可能性も。一週間以上土が湿っていることのないようにします。
土が乾いて2〜3日程してからやや控え目に水を与える。(月に1〜2回)
【土】
多湿により根が傷みやすいですので、水捌けの良い土を使うようにしましょう。
多肉植物、サボテン用の土などで大丈夫です。
【肥料】
基本的に肥料は必要としません。
与える場合は緩効性肥料を4月〜7月頃に与えましょう。
【増やし方】
挿し木で増やすのが最も簡単で失敗しにくいです。葉挿しも可能ですが、発根しにくいです。
頂点から5cm程度茎をカットします。
この茎が、挿し木するための「挿し穂」となります。挿し穂を土に挿して発根させ増やすのが「挿し木」です。
採った挿し穂はしばらく切り口を乾燥させて、発根したら土に植え付けます。または、乾いた土に挿して水を与えず10日程風通しの良い日陰に置きます。
切り口を乾燥させる際に、そのまま倒しておくと茎が曲がって土に挿しにくいです。何か支えになるものを使って挿し穂を縦になるように乾燥させると曲がりにくくなります。
発根が確認できたら乾いた土に挿して一週間程してから水を与えましょう。生長が落ち着いてきたら少しずつ通常の管理方法に移行します。
【植え替え】
植え替えに適した時期は春か秋の成長が落ち着いている時期です。植え替え後は根が傷んでいるため、一週間程水やりを控えるのが無難です。
風通しの良い半日陰で休ませてあげます。
ただ、福だるまは生長スピードが遅めなのであまり頻繁に植え替える必要はないでしょう。
鉢底から根が出ていたら植え替えのサインです。
【終わりに】
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
言葉足らずで、説明仕切れていない部分もあるかと思いますが、当店まで、お問い合わせいただければ対応致しますのでお気軽にご連絡ください。
失礼いたします。
Kurk PLANT LEATHER(コルクプラントレザー)
鹿児島県出水市本町23-7
0996-79-4905