2021/10/25 14:40

こんにちは、Kurk PLANT LEATHER(コルクプラントレザー)です。

QRコードでお越しのお客様、お買い上げありがとうございます。

マドカズラの育て方、管理方法について説明させていただきます。

【マドカズラについて】


科名 サトイモ科
属名 モンステラ属
原産地 中央アメリカ

性質としては半つる性で、ヘゴ棒などで上へ伸ばすと大きく成長するようです。
サトイモ科に属しているため樹液にシュウ酸カルシウムを含んでおり、小さいお子様やペットがいる場合には口に含まないように注意して下さい。

【置き場所】

マドカズラは真夏の直射日光に弱いため半日陰で管理して下さい。

春〜秋にかけて屋外で管理することができますが、夏の直射日光を当ててしまうと、刺激が強すぎて葉焼けを起こしてしまうので、30%〜50%の遮光をして下さい。
気温が高ければ高いほど葉焼けを起こしやすくなるので、40℃を超える場合は日陰に移すことをお勧めします。
遮光ネットなどは、ホームセンターや、園芸店、100匀でも購入することができます。

耐陰性があるので、屋内でも大丈夫です。しかし、日光がよく当たった方が健康な株になるので、なるべく日光が当たる場所に置いて下さい。
室内だからといって直射日光を当ててしまうと葉焼けを起こしてしまうので、レースのカーテン越し程度の日光を当てて下さい。

また、エアコンなどの風が直接当たると葉が傷んでしまうので、直接当たらない場所に移動して下さい。

低温に強いという訳ではないので、5℃以下にならないように気をつけましょう。
ベランダ等で育てられている方は、外の気温が15℃暗いから室内に取り込んでください。
気温が15℃前後になると成長が緩慢になります。

【水やり】

気温が低くなると休眠するので季節や気温(室温)によって水やりのタイミングを変える必要があります。

気温が15℃以上のとき
主に春〜秋の成長期では土の表面が乾燥したらたっぷりと水を与えるようにします。

気温が15℃以下のとき
気温が15℃前後を切ってくると成長が緩慢になってきます。そのため、水をあまり必要としなくなるので、水やりの回数を減らします。具体的には、土の表面が完全に乾燥してから2〜3日後に水やりをして下さい。
乾燥させて樹液の濃度を高めることで耐寒性を上げることが出来ます。
水やりの回数を減らしてマドカズラの葉が落ちてきたりするようならば水やりの回数を増やすなどして下さい。

乾燥防ぐためやハダニやアブラムシなどの害虫を予防する意味もあるので、毎日1回は霧吹きなどで葉水するようにしましょう。

【土】


水捌けの悪い土を使ってしまうと根腐れを起こしてしまう可能性があります。
できるだけ水捌けの良い土を使うのをお勧めします。


【肥料】


基本的に肥料は無くても良いのですが、与えた方が成長が早くなります。
冬場の成長が緩慢になるときに肥料を与えてしまうと肥料焼けをする可能性があるので、春〜秋の成長期に与えるようにします。
肥料の種類は適切な濃度に希釈した液肥を10に1回与えるか、緩効性の置き肥を与えて下さい。
有機肥料ではなく、化成肥料を使うことでコバエの発生を予防することが出来ます。

【剪定】


古くなってきた葉や邪魔な葉などが、風通しを悪くしている場合は、思い切って剪定してしまうことをお勧めします。
マドカズラをはじめとしたサトイモ科の樹液には人体にあまり良くない成分が含まれており、触れてしまうと体質によっては皮膚がかぶれてしまうことがあります。そのため、グローブやゴム手袋などをして触れないようにして下さい。また、触れてしまった場合は流水でよく流して下さい。

剪定した葉は花瓶などに生けたりすると、葉が美しいためインテリアとしても抜群の存在感を出してくれるのではないでしょうか。


【植え替え】


植え替えをしないでいると鉢が根でパンパンになってしまい根詰まりを起こしてしまいます。
そのため、環境にもよりますが1〜2年に1度一回り大きい鉢に植え替えをする必要があります。
水捌けの良い土を使って植え替え、鉢底にはしっかりと鉢底石を入れて下さい。
植え替え時期は5〜6月頃が最適です。


【終わりに】

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
言葉足らずで、説明仕切れていない部分もあるかと思いますが、当店まで、お問い合わせいただければ対応致しますのでお気軽にご連絡ください。

失礼いたします。

Kurk PLANT LEATHER(コルクプラントレザー)
鹿児島県出水市本町23-7
0996-79-4905