2021/10/25 12:36
こんにちは、Kurk PLANT LEATHER(コルクプラントレザー)です。
QRコードでお越しのお客様、お買い上げありがとうございます。
金鯱の育て方、管理方法について説明させていただきます。
【金鯱について】
金鯱は、メキシコ原産のタマサボテンです。
サボテン科、タマサボテン属
学名 Echinocactus grusonii
英名 Golden barrel cactus
和名 金鯱
和名 金鯱
高さの最大が1m以上になるタマサボテン。
トゲは鋭く、黄色に輝いているのが特徴です。
金鯱は絶滅危惧種のレッドリストに指定されている「絶滅寸前」のサボテンです。
火山岩だらけの場所や、標高1400mぐらいの場所に生息していますが、乱獲や、ダムの建設などによって自生地の大半が水没したのが原因です。
寿命は30年ぐらいと推定されています。
【置き場所】
戸外の日当たりと風通しが良いところに置きます。
そして、雨に濡れないところが好ましいです。
春の4月〜6月と秋の9月〜11月が一番成長します。
真夏の暑いときは、半休眠状態になります。
夏の直射日光では、金鯱が日焼けしてしまうことがあるので、日差しが強い日は、半日陰の場所に置いた方が良いです。
冬は室内で管理する方が安全です。5℃を最低ラインとして管理すれば問題なく冬越しできます。
冬の間も日当たりがいい所に置いて下さい。
Point!!➡︎➡︎➡︎
綺麗な丸い金鯱にするためには、全体に太陽が当たるように鉢を定期的に回してあげるといいです。
光に向かって成長する性質により、片側だけしか日が当たらないと、丸い形が崩れてきます。
【水やり】
金鯱に限りませんが、森林性のサボテンなどを除けば、
基本鉢土が乾いたら水やりをすることです。
表面の土が乾いてから、2〜3日待ってから水やりするといいです。
水やりをする時は、鉢底から流れ出るまでたっぷりです。
春と秋のよく成長する時期は、表面の土が乾いたらすぐ水やりしても大丈夫です。
水のやりすぎは、根腐れの原因になりますので注意が必要です。
冬は休眠期なので、15℃を下回る頃から水やりの回数を減らして、10℃以下になってきたら、完全に水やりをやめます。
12月あたりから3月頃まで、水やりをしません。
【肥料】
サボテンを大きく育てることを目指している人は、肥料が必要になります。
肥料は成長期にあげて、休眠期は必要ありません。
春と秋に肥料をあげれば大丈夫です。
肥料の種類には、
・有機肥料
・固形肥料
・液体肥料
がありますが、どれをあげても問題はありません。
【植え替え】
サボテンは、鉢の大きさまで根っこが張ると、成長をしなくなる性質があるのでお使いの鉢を見て植え替えましょう。
植え替えないからといって枯れることはありません。
植え替える時期は、成長期に入る直前からやって大丈夫です。
春は3月頃から、そのあとは暑さが少し落ち着いた9月頃。
真冬と真夏を避ければ、いつでも大丈夫です。
1回り大きな鉢に植え替えます。金鯱から指1本分のスペースがあればちょうどいいです。
大きすぎる鉢だと土が乾きづらくなるので、水やりの管理が難しくなります。
【土】
サボテンの土には水捌けが良いものを使います。
市販で売っている「サボテン・多肉植物の土」などを使えば大丈夫です。
当店でも、オリジナルブレンドの土を販売しておりますので、スタッフまでお声かけ下さい。
【増やし方】
子株が出てきたら、3cmぐらいまで育てて、親株から切り離します。
切り口を1週間ほど日陰で乾燥させて、サボテンの土に転がらない程度に置いておくと、いつの間にか根っこが出てきて、成長するようになります。
根っこが出るまでは、土に水やりをしません。
時々、土の表面がうっすら湿る程度に霧吹きします。
【終わりに】
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
言葉足らずで、説明仕切れていない部分もあるかと思いますが、当店まで、お問い合わせいただければ対応致しますのでお気軽にご連絡ください。
失礼いたします。
Kurk PLANT LEATHER(コルクプラントレザー)
鹿児島県出水市本町23-7
0996-79-4905